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何と云はれても

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今日は、宮沢賢治の詩を二篇紹介しましょう。

何と云はれても

何と云はれても
わたくしはひかる水玉
つめたい雫
すきとほった雨つぶを
枝いっぱいにみてた
若い山ぐみの木なのである


失せたと思ったアンテリナムが

失せたと思ったアンテリナムが
みんな立派に育ってゐた
キンキン光る青襦子の空
あすこの花壇を
それでぎらぎらさせられるのだ
風の向ふの崖の方で
わづかな蝉の声がする
いったいわたくしは
いつ蜂雀に夏を約束したのか

*アンテリナムとはキンギョソウ
*蜂雀とはハチドリの別名

書家の鈴木まつ子さんは、「詩を読むときは、どんな音が響いているのか耳を澄ませて考える」といわれたそうだ。

鈴木さんは、宮沢賢治の詩や芭蕉やフランスの詩も書の作品にしていたようだ。

書家として、詩の魂に触れていたと言えるだろう。

宮沢賢治の詩は、キラキラとした、言葉に対する思いが感じられる。

鈴木さんは五月に亡くなられた。
ご冥福をお祈りいたします。

Matsuko Suzuki who is a calligrapher said that she thinks about the poem what the poet is expressing when she reads it.

She wrote the poem of Kenji Miyazawa, Basyo and French poem.

She could say that she touched heart of poetry.

I feel that Kenji Miyazawa's poem is glittering.

Matsuko Suzuki passed away in May.

I pray that her soul may rest in peace.

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今日は、室生犀星の詩を紹介しましょう。

「本」

本をよむならいまだ
新しい頁をきりはなつとき
紙の花粉は匂ひよく立つ
そとの賑やかな新緑まで
ペエジにとじこめられてゐるやうだ
本は私を囲んでゐる


詩人の新しい本を読みたいという、ワクワクした気持ちが感じられる。

「新しい頁をきりはなつとき」とあるので、これは頁が切れていないのだろうかと思い調べてみた。
すると、昔の本はペーパーナイフで切り開くと書いてあった。

だから紙のいい匂いや美しい風景までが頁にとじ込められているのだろう。

ペーパーナイフで切り開きながら期待を込めて作業をしている、詩人の心が伝わってくる。

I can feel that he is excited to see the new book.

I checked on the internet because the poem was written as he cuts new page, and then I understood about it.

So he expressed that good smell of paper and a beautiful view are filled with pages.

His feelings reaches me with expectations.

机のまえの時間

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今日は、長田弘の詩を紹介しましょう。

机のまえの時間

机の話をしよう。
縦九十センチ、横百四十センチ、
厚さ二・五センチの、大きな板一枚。
右と左、二つの脚立に、板をのせ、
机にする。木の香りがのこっているが、
飾りも、何もない。引き出しもない。
その机のまえで一日一日を過ごし、
気づいてふと、目をあげると、
すでに、四半世紀が過ぎている。
そして、何もなかったはずの
机の上には、すべてのものが載っている。
十本の鉛筆。百枚の紙。
朱筆と消しゴム。大辞林。字統。
ブラームスの三つのピアノ三重奏曲。
(略)
赤い函入りの白井喬二訳「南総里見八犬伝」を、
初めて手にしたのは、いつのことだったか。
記憶ではない。忘却が、机の上に載っている。
見えないものが載っている机には、
時の埃のように、
語られなかったことばが転がっている。
(略)
存在というのは、とても静かなものだと思う。
人は、誰も生きない、
このように生きたかったというふうには。
どう生きようと、このように生きた。
誰だろうと、そうとしか言えないのだ。
机の上に、草の花を置く。その花の色に、
やがて夕暮れの色がゆっくりとかさなってゆく。


詩人がこの机の前で過ごして、四半世紀が過ぎた。

机の上には、いろいろなものが増え、目に見えない過去もある。

そして、彼のかけがえのない存在も静かに去って逝った。

最後の節は美しい。
大切な人のために花を飾ったのだろうか。

机の上のものが過去の思い出と繋がり、自分を見つめているのだろうか。

花の色に夕暮れの色が重なってゆく。

The poet spent his time in front of the desk and the quarter century has passed.

There are a lot of things on the desk and there is the past what he is not able to see.

And irreplaceable existence to him passed away quietly.

The last part is beautiful.

I wondered if he would have decorated flowers for a significant person.

I'm not sure if he is looking at himself to connect with memories.

ひぐらしや・・・

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足浸す流れかなかなまたかなかな
                   ふけ としこ


かなかなや少年の日は神のごとし
                   角川源義


この二つの俳句は、昨日と今日、新聞に掲載されていたものである。

かなかなとは、「ヒグラシ」で、ヒグラシは初秋の季語である。

最初の句は、きれいな水の流れに足を浸す様子が、涼しそうな、気持ちよさそうな感じがする。

次の句は、解説には、「かなかなを仲間にしているような生き生きとした少年が目に浮かぶ」と書かれていた。

しかし、「神のごとし」という表現は理解が難しい。
これは、昆虫とも自由に心を通じ合わせていたという意味だろうか。

ふけとしこさんの次の句も素敵である。

今何をせむと立ちしか小鳥くる


虫や小鳥と心を通わせるのは、癒されるような心地よさが感じられる。

These haiku were carried in yesterday's and today's newspaper.

'' かなかな '' is an evening cicada and it is a season word of early autumn.

The first haiku expresses that it's like cool and comfortable soaking her foot in the flow of water.

The second one expresses that the boy is lively with evening cicadas.

But it's difficult to understand the expression as it is like God.

I wonder if it means he understood without words with insects.

The next haiku which was written by Toshiko Fuke is nice.

I am able to feel comfortable as if we have a sympathy with insects or birds.

「ブータンに何を学ぶか」

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「ブータンに何を学ぶか」という記事が、今日の新聞に掲載されていた。

この記事を書かれたのは、専門編集委員の青野由利さんである。

青野さんが、先週ブータンを訪問した際のことが記されている。

日本語通訳兼ガイドのペマ・ワンチュクさん(35歳)からいろいろなお話を聞いたそうだ。

ワンチュクさんは、標高4000メートルの高地で生まれ育ち、両親はヤクを遊牧する「ヤク飼い」だったという。

小学校まで歩いて2日かかるので、従兄弟と二人で学校近くの小屋に住んで通ったそうだ。

ブータンは、医療と教育は無料で、病院では、現代医療と伝統医療を自由に選べるという。

GNH(国民総幸福量)が高いが、どの家にも仏間があって「すべての生き物が平和で苦しみがないように」とお祈りするそうだ。

GNHは、前国王ワンチュク4世が提唱し、憲法にも盛り込まれたという。

「健康」「教育」「精神的な満足」など、9項目が挙げられているそうだ。

青野さんは、前国王の側近の方にもお会いし、お話を伺ったという。

そして、両国の文化と価値観に共通点があり、「日本は歴史を振り返り熟慮するときにある」という言葉を聞いたそうだ。

ブータンは、幸せの国として知られているが、国民の生活は貧しいのかと思っていた。

しかし、医療と教育が無料というのは素晴らしい。

日本は、「何が本当の繁栄か新たに定義し直すことが必要」という前国王の側近のこの言葉にも耳を傾けることが大切だろう。

悠仁さまは、秋篠宮ご夫婦とブータンに行かれたが、ブータンの文化に触れて海外旅行を楽しまれるよう期待したい。

An article, '' ブータンに何を学ぶか '' was in today's newspaper.

This article was written by Yuri Aono who is special editorial committee.

She wrote about Bhutan went there last week.

She heard a lot of stories from Pema Wangchuck who is interpreter-guide.

He was born and grew up at an altitude of 4000 meters.

He went to an elementary school living a hut with his cousin near school because it's too far from his house.

People can get medical care and educational expenses for free.

Former King Wangchuck Ⅳ advocated GNH and included in the constitution.

GNH( gross national happiness) put up 9 items.

She heard some stories from an aide of former King Wangchuck.

Bhutan is known as happy country, but I thought people's lives are poor.

But it's wonderful that medical care and educational expenses are free.

We need to define newly what is a real prosperity.

Prince Hisahito went to Bhutan with his parents, Prince and Princess Akishino, so he will enjoy to see and to hear the cultures of Bhutan.

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